不動産登記をする際は、登録手数料がかかります。
登録手数料は主に、登記費用と呼ばれることが多いです。
では、登記費用はどれくらいかかるのでしょうか?
そこで今回は、
不動産登記で発生する登録手数料についてご紹介します。
▼所有権移転登記
所有権移転登記は、土地と建物それぞれ同一です。
・土地…土地価格×2%
・建物…建物価格×2%
ちなみに、土地の登記費用は2021年3月31日までは土地価格×1.5%でしたが、4月1日以降は土地価格×2%になりました。
▼抵当権設定登記
抵当権設定登記は、債権金額×0.4%です。
また、住宅ローンを設定しているなら抵当権設定登記の必要はありません。
ただ、完済したら抵当権抹消登記をする必要があるので注意してください。
抵当権は設定されたままだと売却できないので、住宅ローンを完済させるか、売却金額で完済して抵当権を外してもらうよう金融機関と相談しましょう。
▼軽減税率について
建物の登記費用と抵当権設定登記費用は、軽減税率が認められる場合があります。
条件は下記です。
・自己住居用の住宅
・取得後1年以内に登記されている
・マンション等耐火建造は25年以内、木造等耐火建造は20年以内に建築された建物
※年数を超えている場合は新耐震基準を満たしているか、もしくは既存住宅売買瑕疵保険への加入が必要
・床面積が50平米以上
▼まとめ
不動産登記は、登録手数料である登記費用がかかるのでお金に余裕を持っておく必要があります。
もし、登記費用についてわからないことがあれば専門家に相談してみましょう。
当事務所では、
不動産登記についてのご相談を承っています。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。