不動産登記の住所変更は、不動産の購入や引っ越しをした際に必要になります。
不動産登記の住所を変更することを住所変更登記と呼びます。
そこで今回は、住所変更登記について詳しく解説します。
▼住所変更登記をおこなう理由
住所変更登記の手続きは必須ではありません。
法律に定められているわけではないので、手続きをしないからといって法律違反にはなりません。
ただ、住所変更登記をしないと不動産の
相続や
贈与ができなくなります。
さらにローンを組むときは住宅ローン申請をするので、住所変更登記が必要になります。
▼売主が住所変更登記をおこなう場合
売主は、買主に空き家として不動産を引き渡した際に住所変更登記が必要になります。
手続きの際、印鑑証明の住所と登記住所が一致していなければならないため住所変更登記をします。
▼買主が住所変更登記をおこなう場合
建物を購入して、引っ越しを終えた状態ですぐに住めるようになったら住所変更登記をします。
住民票に移動や所有権移行の登記など、ほとんどの手続きを終えたタイミングでおこないましょう。
▼まとめ
住所変更登記は、不動産売買や引っ越しをおこなう際に必要です。
必ずやらなければいけないものではありませんが、基本的には手続きをしておいたほうがいいでしょう。
もし、住所変更登記をするか迷った場合は専門家に相談するのがおすすめです。
当事務所では、住所変更登記に関するご相談を承っているのでお気軽にお問い合わせください。