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司法書士と行政書士の違いについて解説

query_builder 2021/11/01
コラム
33

司法書士と行政書士は、両者とも法律を扱う国家資格なので区別が付かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、司法書士と行政書士はどう違うのか詳しく解説します。

▼行政書士がおこなう業務
行政書士は、許認可などの書類作成や手続きの代理、権利義務や事実証明の書類作成をおこないます。
また、作成にあたってのアドバイスなども業務に含まれます。

▼司法書士がおこなう業務
司法書士は、登記や供託に関する手続きや代理、訴訟や告訴状の作成と簡易裁判所の代理人などをおこないます。

▼試験の難易度について
司法書士と行政書士は、試験の難易度が異なります。
合格率は、行政書士が6~15%に対し、司法書士は3~4%ほどです。
試験内容についても下記の通り異なります。
・行政書士…憲法、行政法、民法、商法
・司法書士…憲法、民法、刑法、商法、不動産登記法、民事訴訟法、商業登記法、供託法、口述試験

▼どちらを取るべきか
両方とも法律に関する業務をおこなうため、どちらとも取得する方が増えています。
司法書士は試験の難易度が高いため、取り扱える業務の幅が広がると言えます。
また、試験内容が重複するためそれぞれの試験に活きるでしょう。
両方目指すのであれば、先に難易度が低い行政書士を取得してから司法書士を取るほうが効率よく、モチベーションも保てます。

▼まとめ
司法書士と行政書士は似ているように感じますが、異なる点が多々あります。
資格取得を考えている方は、自身がどういった仕事をしていきたいかを考えて取得するのがおすすめですよ。

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